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足首の痛風は なかなか治まらない!
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この、足首のあたりに痛風発作が出るようになると、
非常に厄介です。

 

“痛風発作が出るようになると”という言い方をしたのは、
初期の頃とか、痛風初期症状の人は、この箇所に出ることは
まず、ないからです。

 

個人差はありますが、初めて痛風発作で出た、という場合、
左足の親指の関節の付け根などが好発部位です。

 

あと、足の甲、とかね。

 

足先の炎症が起こる場合が大半です。

通風 足首

 

 

 

ところが・・
痛風になって、10年、20年と経過してくると、
痛風発作の炎症は、だんだん違う箇所にも出るようになってきます。

 

 

違う箇所?

 

「大きな関節」にも出るようになってくるのですよ。

 

 

大きな関節というのは、膝とか。
足首(くるぶし)とか。

 

 

大きな関節というのは、表面の面積も広いので、
なかなか、尿酸結晶が飽和状態になりません。

 

 

痛風というのは、尿酸値 7.0mg/dl以上の人が
痛風発作の炎症を(一度でも)起こしてしまった人のことを
言うのです。

 

(痛風発作を発症したことがないのなら、
 高尿酸血症ではありますが、痛風とは言いません)

 

 

なんで、尿酸値 7.0mg/dl以上という数値なのかというと、
尿酸値 7.0mg/dl以上で血液中の尿酸が溶けなくなるから。

 

尿酸が溶けなくなると、どうなるの?

 

尿酸は結晶化して、関節などに沈着し始めるのです。

 

これが、長年のうちに尿酸結晶の蓄積が続いて、
痛風発作の原因になります。

 

つまり、関節などに尿酸結晶が溜まりきらなくなったら
(剥がれ落ちた尿酸結晶を白血球が攻撃するので)、
痛風発作が起こるのですよ。

 

 

ってことは、痛風発作は
尿酸結晶が溜まりすぎて、いっぱいいっぱいになったら
起こるわけですから、関節などに溜まりきってない場合、
起こらないわけです。

 

この、足首や膝などの大きな関節は、
痛風初期症状の頃は発症しない、というのは、
なかなか尿酸結晶が満杯にならないから、なのです。

 

ただ、面積が広いというだけで、
いつかは尿酸結晶も溜まりすぎて飽和になるのですが。

 

 

だから・・
膝や足首に痛風発作が起こる人は、
それなりの年月が経過している人です。

 

 

それからね。
この足首とか、膝とかに痛風発作が起こってしまうと、
回復が長引くのですよ。

 

これは単に、大きな関節は面積が広い分、
蓄積に時間はかかりますが、小さな関節よりも
大量に尿酸結晶が蓄積しているから、なんです。

 

痛風発作には、腫れと痛みも伴いますが、
炎症の発熱で、その痛い箇所に蓄積している
尿酸結晶を溶かそう、小さくしよう、という作用があります。

 

何日か痛風発作の痛みが続くと、
だんだん腫れと痛みが縮小傾向があるのは、
炎症の発熱で少しずつ、
腫れあがっている箇所に蓄積している尿酸結晶が
溶けて小さくなっていくから、です。

 

ある程度、痛風発作の発熱で尿酸結晶が溶けて小さくなってくると、
やがて、どんな痛風発作も(いつかは必ず)終息することになります。

 

 

でもね。
いつかは終わるとわかっている痛風発作ですが、
それでも足首に痛風が出ると、もう、歩けないですよ。

 

ここはね。
この足首というのは、歩くたびに体重がかかるのですよ。

 

だから、一歩踏み出すたびに、ずきん!
また、一歩歩けば、ズキン!

 

と激痛が走る関節なんです。

 

 

家の中ではね。
この際、もう、どうでもいいので、
這い這い(四つん這い)でトイレに行ったりしますが、
戸外では、そうは行きませんからね。

 

それこそ、松葉杖でもなければ歩けなくなります。

 

 

足首の周辺は、ドコに痛風発作で出てもおかしくありませんが、
足首の内側に出ることが多いような気がします。

 

でも、足首の内側の痛風発作が治まったら、次は
足首の外側が痛くなって、その次は、足首の前の方だったりね。

 

つまり、足首回りが一通り、痛くなったりします。

 

で、一週 回って、また足首の内側に戻ってきたり。

 

 

でも、その場合でも
1回目の痛風発作で、ある程度(発熱で)小さくなっていますので、
2回目は比較的、早く終息するようです。