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痛風 固定装具
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残念ながらね。
これは肘(ひじ)用の固定装具なんですよ。

 

固定装具っていうのは、なんていうんだろ。
サポーターなんですけど、普通のゴム製のものではなくて、
リハビリなんかに使用する、可動式のサポーターです。

 

腕を骨折したときなど、ギブスをした後、リハビリ期間中に
着用したりするようです。

 

▼↓肘関節固定装具(左腕用)

 

 

 

肘関節固定装具は、軽量素材のアルミ材を使用していて、
可動範囲を90〜120度まで自由に設定できる、という利点があって、
怪我の回復の状態に合わせて調整することができるので。

 

ああ!
こんなのが、足首用とか 膝用とかが、あったらなあ。
痛風の回復期に使えるのに!

 

 

痛風発作の好発部位といえば、
「足の親指の付け根の関節」が有名ですが、
関節や腱、筋(すじ)など、体のドコに出てもおかしくないのが、
痛風発作。

 

尿酸が血液に含まれることで、血液に乗って
全身のいたるところに結晶化した尿酸が沈着してしまうのですよ。

 

これが長い年月のうちに、尿酸結晶の蓄積となって
痛風発作の遠因になるわけで。

 

 

通風 サポーター

 

 

ちなみに、なんで尿酸が結晶化するのか、というと、
「尿酸値が高い」から。

 

尿酸値 7.0mg/dl以上になると、血液中に尿酸が溶けなくなってしまうので、
飽和状態となった尿酸が、行き場をなくして結晶化するのです。

 

どんなところで、体のどういうところで結晶化するのか、
というと、体内の比較的「体温の低い部分」で尿酸は結晶化しやすい、
と考えられています。

 

つまり、低体温気味の人は、より尿酸結晶が蓄積しやすい、と。

 

 

それにね。
痛風の人は、どちからというと、低体温気味になる傾向があるようですよ。
特に、秋冬とか手足が冷たくないですか?

 

そりゃあ、誰だって冬には手足は冷たくなりますが、
氷のように冷たい、とか。

 

 

尿酸と体温は関係があって、
体温37度以上の人は、尿酸が血液中に溶けやすい
(つまり、尿酸値が高くなりにくい)ようです。

 

 

とか言っても、37度って・・・それ、風邪じゃないの?

 

 

若いうちは いいですが、年をとってくると、
平熱が35度とか、そういう人もいるのですよ。

 

体温には個人差がありますが、痛風で、
そして、少しでも尿酸を溶かしたいのでしたら、
体温を高めに保つよう、尽力してみるのも悪くないです。

 

 

で・・・
どうすりゃいいのか。

 

 

 

通風 関節

 

 

 

具体的には、こんな感じ。

◆筋肉量を増やす
◆運動をする

 

・・・・ありきたり、ですけどね。
でも、これが王道です。

 

 

「筋肉量を増やす」と「運動をする」は表裏一体のような感じがありますが、
この「筋肉量を増やす」というのは、どういうことか。

 

筋肉中にはね。
特に、下肢(太腿や、ふくらはぎ)の筋肉には無数毛細血管が流れていて、
運動すると筋肉を動かすことになって、その筋肉が運動によって
「発熱」するのです。

 

筋肉が発熱によって「熱を持つ(帯びる)」と、
その筋肉の中に流れている血液が温められて、
その温かくなった血液が全身を巡るのです。

 

だから、体温が上がる。

 

また、体に筋肉量が多いと、熱量を消費するので、
(たとえば、寝ているときでも)消費カロリーが多い体になるので
太りにくい体に。

 

肥満、特に内臓脂肪の増加は、
尿酸値をあげるホルモンにような物質を分泌してしまうので
肥満解消は痛風対策の第一歩、のように考えられているようです。

 

 

ところが、筋肉さえ増やせばいいのか、というと、
実は「激しい運動は尿酸値をあげる」という側面もあって、
いろいろ難しかったりします。

 

具体的にいうと、サッカーやラクビーのような
短距離ダッシュ的な激しい運動、重量挙げのように
「息を止めて行う激しい運動」が
痛風には望ましくない、と言われています。

 

これは「無酸素運動」というヤツで、
体内に酸素を取り込む量が足りないと、
体内の細胞が壊れやすくなり(新陳代謝を促進)
そのとき、細胞が壊れるときに「核」というものを吐き出し、
これがプリン体となって増加して、代謝の末、最終的には
尿酸になる、というわけで。

 

 

じゃあ、どうすりゃいいのか、というと、
一般的には「痛風には有酸素運動が良い」と言われています。

 

つまり、散歩とか。

 

 

散歩とか言われましても、散歩なんか、
若い人にはとっては運動でも何でもないですからね。
中高年、っていうか高齢者向きのような気もしますが、
あまり激しいのは、だめよ、ということらしい。

 

 

 

固定装具(可動式のサポーター)の話をしようと思ったのに、
なぜか運動の話になってしまいましたが、
痛風で肘が痛い人もいるかもしれませんが、
まあ・・・少ないかな、と。

 

 

痛風発作が出るのは、圧倒的に足が多いので、
足に痛風が出る、ということは、困ったことに「歩けない」のですよ。

 

歩けない、もしくは、歩きにくい、ということは、
その間、痛い方の足を無意識に庇って歩いたりするので、
知らないうちに「痛い足には体重のあまりかからない歩き方」を
していたりね。

 

それをすると、知らず知らずのうちに「筋肉が落ちる」のです。
左右の脚の筋肉の太さ、細さが違ってきたりね。

 

 

それをリハビリするには、元の太さの脚に戻すのは、
やっぱり、運動です。

 

具体的には「歩くこと」。

 

歩くなんて、誰でもできるし、
新鮮味はないですが、それでもやっぱり、
一番のリハビリだと思うので、痛風発作が終息したら、
できるだけ、歩くことをお勧めしたいと思います。

 

 

 

 

▼↓肘関節固定装具(右腕用)