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大量の汗をかいて痛風に?
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夏場は暑くて、どうしても汗をかくことになります。

 

発汗は体液なので、イメージ的に
「汗に尿酸が含まれていて、汗をかけばかくほど、
 尿酸値が下がる」というふうに思われがちです。

 

ところが、現実には
「汗が尿酸値を下げる」ことはありません。

 

尿酸の体外への排泄は、大半が尿に頼っています。
そして、便からも少しは排泄されます。

 

でも、汗からの尿酸の排泄は、ほぼゼロに近くて、
汗を大量にかくことでの「尿酸値を下げる」ことは
全くといっていいほど、期待できません。

 

夏でなくても、サウナなどに入ると、
汗と一緒に老廃物も排出できる感じで、
サウナの後は、すっきりした気分になりますしね。

 

ついでに尿酸も排出されてそうな気もしますが、
残念なことに、そうじゃないんですよ。

 

尿酸値 汗

 

 

汗が尿酸を排泄してくれないだけでなく、
実は、それどころか、尿酸値を上げてしまう遠因になるので。

 

汗を大量にかくと、体内が一時的に水分不足になります。
体内が水分不足になると、血液中の尿酸濃度も上がってしまいます。
ということで、汗を大量にかくと「尿酸値も上がる」
ということ。

 

夏場に痛風発作って多いでしょ?

 

夏は暑いので、体が副交感神経優位になって、
拡張が拡張気味になって白血球が活発化して、
痛風発作が誘発される・・というのもありますが、
暑くて汗をかきすぎて、痛風発作が頻発する、というのも
夏独特の、よくある現象です。

 

 

じゃあ・・・
夏だから、暑いから、と
痛風の人は、どうにもならないのか・・・というと、
対策はあります。

 

 

「水を飲むこと」です。

 

 

 

尿酸値 水

 

 

 

やや多めに飲むこと、ですね。
いくら水を飲めば良い、といっても
カバのように飲みまくっていると、今度は
腎臓に負担がかかってしまいます。

 

ちょっと多いかな、というくらいに水を飲むのが良いと思います。

 

水でも、お茶でもいいですが、糖分の入っている、
甘い清涼飲料水は避けた方が無難です。

 

砂糖や果糖などは、体内で分解されたときに
尿酸を生成するので尿酸値が上がる傾向にあります。

 

 

で。
具体的に、どの程度、飲めばいいのか。
「ちょっと多いめに飲む」といっても、
ピンと来ないかもしれません。

 

一日にね。
「2リットルの尿量を確保すると良い」と言われています。

 

2リットルの水を飲め、じゃなくて、
2リットルの尿量を出せ、ということね。

 

2リットルの尿量を出すためには、
少なくとも、2リットル以上飲まなきゃならない。

 

それどころか、夏の場合は暑くて
汗でジャンジャン水分が排出してしまうわけですから、
相当、水分補給しなきゃならない。

 

炎天下で(営業とか)歩き回らなきゃならない仕事の人と、
冷房のきいた部屋でデスクワークの人とでは、
環境も違うし、汗の量も違うので、一概に
「1日3リットル飲まなきゃ」とか「4リットル」とか
言えませんが、尿量確保のためには
相当な量を飲まなければならないかもしれませんね。

 

 

あと、水分は食事にも含まれていますから、
単に水を飲む以外にも、思わぬところで
水分摂取しているかもしれませんけどね。

 

基本は、しっかり水を飲む、ということ。
夏なら水を飲む、ということ。

 

消極的なようですが、これが夏場の痛風対策と
言えなくもないです。

 

 

本来なら、汗は体温調節や老廃物の排出など
体のためになる作用なのですが、過剰に水分が排出してしまうと、
痛風の人には、あまり芳しくない、ということ。

 

汗が出るのは自然なことなので、
それを防ごうとするよりも、水分補給でカバーする、
というふうに考えたほうが良い、と思います。