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子供でも痛風になるのか?
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一昔前まで、痛風というのは中高年が罹病するもの、
と考えられていました。

 

ですが、今では、どんどん若年化が進んでいて、
痛風に罹病する中心は30代です。
20代の若者でも、増加の一途で、
それどころか、今や、高校生でも尿酸値が高い、
中学生でも尿酸値を気にしているような時代に
なりつつあります。

 

そのうち、小学生の痛風とかも、ある?

 

通風 年齢

 

 

「小学生の痛風はあるのか」→ありません。

 

 

痛風発作というのは、ある日、突然
発症する・・と思われがちですが、実は
そうじゃなくて、潜伏期間じゃないですが、
長い年月が必要です。

 

 

尿酸値 7.0mg/dl以上の人を高尿酸血症、
高尿酸血症の人が一度でも痛風発作を起こしたら、
その人やその症状を痛風、というのですが、
なんで「尿酸値 7.0mg/dl以上」なのかというと、
尿酸値 7.0mg/dl以上で血液中の尿酸は、もう
溶けなくなってしまうから、です。

 

溶けなくなった尿酸は、体内の関節などに
結晶化して蓄積し始めます。

 

そして、少しずつ沈着し続けた尿酸結晶は、
ある日、ついに関節などに溜まりきれなくなって
剥がれ落ちてしまいます。

 

その剥がれ落ちた尿酸結晶が、
白血球が異物と認識して攻撃開始。

 

そして、あの痛みの元となる成分が発生してしまい、
強烈な激痛の痛風発作が起こるのです。

 

 

でもね。
そうなるまでには・・・一説に、10年かかる、
とも言われています。

 

 

10年・・・ですか?

 

 

これも個人差があって、たとえば、
尿酸値 7.0mg/dlと尿酸値 14.0mg/dlの人では、
体内に尿酸結晶が溜まるスピードが違います。

 

10年で尿酸結晶が飽和になるところが、
5年で、そうなってしまうかどうかはわかりませんが、
少なくとも、尿酸値の高い人の方が
早いペースで尿酸結晶が蓄積していく、と考えられます。

 

 

つまりね。
一昔前までは、中高年にならないと痛風にならない、
と言われていた時代では、今ほど
ハイペースで尿酸結晶が蓄積していかなかった、
と考えられます。

 

 

なんで?

 

 

一番、妥当なのは、いわゆる、
食事の欧米化、飽食の時代になったこと。
つまり、おいしいものがたくさんある時代になったから、でしょ。

 

あと、昔の人ほど、体を動かさなくなった、
というか、世の中、車社会、電車の発達とかで
運動不足になった(?)

 

 

というわけで、痛風になる年齢、世代が
どんどん下がっていく傾向にあるようです。

 

 

 

あと、もう一つ。

 

尿酸ってのは、体内の代謝の最終老廃物なのですが、
全年代で同じような量の量産が作られているわけじゃないんです。

 

 

赤ちゃん〜子供の頃は、体内で作られる尿酸の量も少ないのですが、
思春期の頃にかけて、少しずつ、だんだん尿酸の量は
増えていきます。
20代、30代がピークとしたら、40代以降は緩やかに下降。
で、50代が過ぎて、60代になると、がくん・・と
尿酸の生成量は落ちるようです。
70代になると、作られる尿酸の量が減ってしまい、
あまり痛風発作など起こさなくなります。

 

 

 

このことから、考えるとね。
子供は痛風にならないのですよ。

 

体内の尿酸が結晶化して蓄積して、
痛風発作を起こすほど、溜まりすぎるようになるのに、
10年。

 

そして、低年齢層のうちに作られる尿酸量は、
大人より、かなり少ない。

 

 

ってことは、子供って「年、いくつ」なんですか。

 

まだ、尿酸が溜まりまくるほど、人生、生きてないでしょ?

 

・・・ということ。

 

 

 

でも、かつて(昭和の時代?)
痛風になる中心の年代が中高年だったものが、
現在では、30代そして20代と、だんだん若年化してきています。

 

その傾向から考えて、今度、10年20年経つと、
一昔では有り得なかった、高校生の痛風とか、
中学生の痛風とか、ホントに頻発するようになるかもしれませんね!

 

 

あまり考えたくもないですが、
有り得ない話じゃありません。

 

 

痛風発作で学校を(歩けなくて)休む生徒が多発したり、してね?