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痛風に年齢は関係ない!?
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痛風といえば、昔は中高年が罹病する成人病(生活習慣病のこと)
と考えられていて、それどころか“贅沢病”なんて言われていました。

 

この、贅沢病(ぜいたくびょう)というのは何かというと、
毎日、ビフテキと豪華なディナーなど贅沢三昧の食生活をしていた人が
バチが当たって、なってしまう病気、などと思われていたのですよ。

 

酷い言い方、でしょ?

 

痛風だといえば、返ってくる言葉は「贅沢のし過ぎだ!」って。

それから数十年経過するうちに、痛風は贅沢病ではなく、
食事からのプリン体の影響は、全体の2割に過ぎず、
残りの8割は体内での新陳代謝で細胞が壊れるときに
プリン体が作り出されたり、栄養分を活動のためのエネルギーに
変換するときにプリン体が作られる・・ということが
わかってきたのです。

 

だから、極端な食事制限しても、生まれつき、
痛風になりやすい体質(尿酸を作り過ぎる体質、など)
の人は、どうしても尿酸値が高くなりやすいのです。

 

 

 

・・・ということは?

 

痛風が生まれつきの体質に起因する病気ならが、
若年者、いわゆる若者が痛風になっても
なにもおかしくない、ということになります。

 

昔は子供、未成年が健康診断というか、健康のための
血液検査をすることは稀でしたが、
近年では検査する機会も多いようで、
「子供なのに尿酸値が高い」「中学生なのに尿酸値が高め」
「高校生なのに、尿酸値が・・・」
などという話もよく聞くようになってきました。

 

 

痛風の場合、痛風発作というのは、
体内に蓄積している結晶化した尿酸がある程度、
溜まってこないと痛風発作として発症しないので、
若者(子供)が痛風発作を発症させることは稀です。

 

つまり、10年〜15年程度の、尿酸結晶が関節などに
蓄積する期間が必要なわけです。

 

子供や未成年の人は、まだ若すぎるので、
そこまで(痛風発作が発症するくらいの尿酸結晶が)
たまってないので、通常は子供は痛風にはなりません。

 

ですが、痛風にならなくても、尿酸値が高い子供と
いうのは、現実にたくさんいてますし、
また、その、尿酸値が年少の頃から高い子供たちが、
将来、痛風になってしまう確率は高いです。

 

 

世にある、痛風体策、痛風改善法の多くが、
中高年向きなので(昔は痛風は中高年が罹病する病気だったので)
食べ過ぎるなとか、激しい運動するなとか、ビールを飲むな、
とか、現実の子供の生活に即していない対策が多いです。

 

 

子供は成長期で、大きくならなきゃいけませんし、
また、骨格、体力など、この時期にしかできない、
形成しなきゃならないものもありますので、
中高年の痛風対策と同じようなことをするべきじゃないと思います。

 

ましてや、尿酸値を下げる薬とかを飲み始めると、
尿酸降下薬(フェブリク、ザイロリックなど)は
一生飲み続けることになる薬と言われているので、
子供の頃から飲みはじめると、先の人生が長いので、
体への影響、副作用などが心配です。

 

 

過度な過食、肥満、運動不足、睡眠不足など
気をつけられることは少ないかもしれませんが、
尿酸値が高くなりやすい体質だ、と自分で知っていれば、
頭の片隅に留めておくだけでも、そんなムチャはしないでしょうし、
その年代の痛風対策はその程度で良いのではないでしょうか。