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痛風 ガイドラインとは
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「痛風ガイドライン」って、あまり聞き慣れない言葉ですが、
これは、いったい・・何?

 

 

「痛風 ガイドライン」というのは、
病院の医師が患者に対して痛風(あるいは、高尿酸血症)の
治療を行うときに、指針となる文献のことです。
それが「痛風 ガイドライン」。

 

つまり、医師の痛風治療用の教科書、みたいなものです。

 

通風 ガイドライン

 

 

で、医師は、この「痛風 ガイドライン」の通りに治療する、
ということらしいですが、実際の病院の現場では、
必ずしも、この「痛風 ガイドライン」の通りに治療している、
とは限らないようです。

 

要するに「痛風 ガイドライン」というのは、
あくまで基本方針なわけで。

 

実際の主治医は、
患者の病状、体質、体力、年齢、患者の話など
そういう情報を総合的に判断するわけであって、
かならずしも教科書通りの治療をするとは限らない、
という感じです。

 

ですので、主治医の診断を信用しましょう・・・
ということになるのですが、まあ、どうなんでしょうね。

 

 

たとえば・・・
患者の尿酸値による、痛風治療の基準、というのが
痛風ガイドラインにはあるわけですが、
その治療方針の基準は、だいたい以下のようになっています。

 

 

 

「尿酸値 7.0〜8.0mg/dl以上」→生活習慣の改善
「尿酸値 8.0〜9.0mg/dl以上」→生活習慣の改善&薬物治療
「尿酸値 9.0mg/dl以上」→即、薬物治療

 

 

そして、上記の場合でも、痛風発作が(1度でも)
出ている場合と、1度も出ていない場合は、また
微妙に治療法が違うのです。

 

 

しかしながら。
現実に病院へ行くと、尿酸値 7.0mg/dl程度でも
尿酸値を下げる薬を処方されてしまうケースが
多いように思います。

 

 

尿酸値 7.0mg/dlなら、生活習慣の改善のハズでしょ!?
・・・・と。

 

 

病院は薬を出さなきゃ商売にならないから、なんて
言う人もいますが、主治医には考えがあるのでしょう。

 

「生活習慣の改善」なんて、簡単に言ってくれますが、
実際に実行してみると、厳しい食事制限を含めて、
生活習慣の改善というのは、非常に困難なものです。

 

そりゃあ、半年くらいは誰でも出来ても、
何十年も継続できるかというと・・・なかなかね。

 

ビールは痛風に良くないから、やめなさい。
はい、わかりました、明日から禁酒します。

 

って、そんな簡単に実行できる人が、いったい
どれくらい、いるのか。

 

 

むしろ、今は昔と違って
尿酸値を下げる薬にも新薬(フェブリク錠)がありますし、
尿酸降下薬を推奨するのが、今の時代の痛風治療の流れかな、
という気もします。

 

生活習慣の改善ってのは、今も昔も
痛風改善の一番の基本ですが、なかなか、ねえ。
難しいんですよ、実行するのは。

 

 

また、さらに、痛風新薬(フェブリク錠)を飲んでいれば
それが万全かというと、それがね。

 

飲んだら飲んだで、油断する人が多いのですよ。

 

つまり、薬(尿酸値を下げる薬)を飲んでいるから大丈夫。
何食べても、何飲んでも大丈夫。
ビール飲んでも、焼肉を満腹食べても魚卵食べてもOK。
運動しなくても大丈夫、だって薬飲んでいるから。

 

 

・・・・って感じになってしまうケースが続出。

 

 

本当は、尿酸値を下げる薬を飲んでいても、
同時に生活習慣の改善もし続ける、というのが理想ですが、
なかなか、できないんですよ。

 

まあ、それが普通の人間なんでしょ。

 

 

 

「痛風 ガイドライン」ってのは、
あくまで、医師が痛風治療の指針となる教科書的な存在なので、
実際の患者の苦しみとか 気持ちとかには 言及していないです。
(当たり前ですが)

 

現場の病院の先生が、患者の気持ちや苦痛がわかるか、
というと、それも、まあ、アレなんですけど、
やっぱり、文献に過ぎない「痛風 ガイドライン」を信用するより、
実際に体を診てもらった主治医の先生の言うことを信用するほうが
ベターかな、とも思います。