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高尿酸血症でも痛風にならない
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「痛風」というのは、足に発症することが大半ですが、
手指や肩、ひじ、など体のどこに出ても不思議じゃないです。
まったく油断ならないのが痛風発作。

 

それに、いったん、痛風発作が出ると・・・

 

 

鬼のように“痛い”!!
あまりにも痛い!
なんで、こんなに痛いのか。

 

 

そりゃあ、もちろん、尿酸値が高いから。

 

高めの尿酸値、具体的には「尿酸値 7.0mg/dl以上」で
尿酸は血液中に溶けなくなってしまいます。

 

溶けなくなった尿酸は、何処へ?

 

→結晶化して、尿酸結晶と化した尿酸は、関節などに
おもむろに沈着し始めるのです。

 

で、この尿酸結晶が長年、蓄積し続けて飽和状態になって、
ついには、関節などから剥がれ落ちてしまう。

 

剥がれ落ちた尿酸結晶の欠片を白血球が攻撃。

 

で、その攻撃のときに痛風発作の痛みの元となる成分が出る、と。

 

これが痛風発作の原因。

 

 

この痛風発作が痛いの、何のって・・・

 

自分の人生で、
「もし、痛風発作の苦痛がなければ、どんなに楽な人生だったろう」
などと考えても仕方がないことを考えてしまいそうになります。

 

 

なんで、自分だけが
こんな酷い目に遭うのか。

 

だって、尿酸値が高いから。

 

 

「痛風になるヤツって、贅沢ばかりしているから、そんな目に遭うんだよ」
と、ときどき真顔で言うヤツでいるので、ムカつきます。

 

 

ところがね。

 

「尿酸値が高いから→痛風になる」

 

という人は、尿酸値が高い人の中で、
“たった1割”程度なのだそうです。

 

 

なんですと!?

 

 

たった1割!?
残り9割の人は、尿酸値が高いのに痛風にならない、とでも!?

高尿酸血症 通風

 

 

 

つまりね。
世の中、尿酸値の高い人は、履いて捨てるほどいるわけです。

 

この場合、尿酸値が高いってのは、
尿酸値 7.0mg/dl以上のことね。

 

 

でも、痛風にならない。
痛風発作なんか、出たことないよ?

 

健康診断で、尿酸値が高いことを初めて知って、
ふ〜ん、あっ、そうなの。
それが、どうしたの?
・・・・って感じ。

 

だって、痛風発作が出ないんですもの。
自覚症状なんか、ないんですもの。
足、痛くないんですもの。

 

 

ああ、なんて羨ましいの!?

 

それに比べて、自分の人生は、

 

「苦痛と激闘の日々!」

 

他の人に比べて痛みや苦しみが多すぎる!

 

この違いは、いったい何!?
どうして、こんな差が出るわけ!?

 

 

 

 

これはね。
特に理由なんか、なくて、
「尿酸値が高いと 痛風になる体質」の人と、
「尿酸値が高いけど 痛風には ならない体質」の人が いるんだそうで。

 

ふ〜ん・・・
体質なの?
バチが当たったとか、そういうんじゃないのね?

 

 

ああ!
なんて、羨ましいの!?
痛風にならないなんて!
尿酸値が高いのに、痛風じゃないなんて!

 

尿酸値が高い人のことを「高尿酸血症」というのですが、
高尿酸血症の人、必ずしも、痛風にあらず、と。

 

 

 

 

ところが。
ちゃんと「落とし穴」は用意されていて。

 

 

尿酸結晶 通風

 

 

 

尿酸値が高くて痛風になる人も、
尿酸値が高いのに痛風にならない人も、
実は、同じように、体内に尿酸結晶が溜まり続けるのは同じなんです。

 

つまり、(尿酸値は高いけど)痛風じゃない人も
体内の関節には尿酸結晶は蓄積し続けるし、
知らないうちに腎臓の糸球体(ろ過のフィルター)に目詰まりを
起こして腎機能低下の傾向があるのも同じなんです。

 

 

けど、痛風の人は、痛風発作がときどき出る。
痛風発作で酷い目に遭っている。

 

酷い目に遭うからね。
気をつけるんですよ、体に。

 

プリン体の多い食事を摂り過ぎないようにしよう、とか。
ビールを少し減らそう、とか。
激しい運動は控えめにして、有酸素運動をしよう、とか。
肥満解消して痩せよう、とか。
(ホントかね??)

 

 

で。
痛風発作は、激痛で足などが腫れあがりますが、
触ると熱いでしょ?
そのときの「発熱」で尿酸結晶を溶かして小さくしているのです。

 

つまり、痛風発作は痛くて涙が出そうですが、
体としては、溜まりすぎた尿酸結晶を溶かす、という
自浄作用とも言えるのです。

 

 

ところが、痛風発作が起こらないタイプの人には、
こういう作用が一切ない。
(おかげで痛みもない)

 

けど、体内に尿酸結晶が溜まり続けている。

 

 

溜まり続けた尿酸結晶は、どうなるのか。

 

 

個人差があるので、一概には言えませんが、
皮膚をブチ破って尿酸が顔を出す場合もあります。
(いわゆる、痛風結節)

 

しかしながら、この痛風結節というのは、
痛風発作が出るタイプの人でもなる可能性があるので、
これまた、痛風にならないタイプの人の専売特許でもないわけで。

 

まあ、こうなると、どっちが良いのか、わかんないですが・・・・

 

 

 

 

 

・・・・というわけで。

 

世の中には、
尿酸値が高いけど、痛風にならない人と、
尿酸値が高いので痛風になる人がいる、と。

 

どちらがいいのか、というと、
体のことを考えると、痛風になるタイプの人のほうが
ずっと良い・・・・という結論ですが、
私が言うと、どう考えても「負け惜しみ」ですね。