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iPS細胞 軟骨再生
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痛風は、ただの足が痛くなる病気、と思っている人もいるかもしれませんが、
だんだん腎機能が低下してきたり、尿路結石になったりして、
とても怖い病気です。

何十年と経過しているうちに、痛風発作を頻繁に繰り返して、
関節が破壊されてしまうこともある、といいます。
怖いですよ・・ホント。

 

痛風発作というのは、よく使う関節、(足の場合は)よく体重のかかる関節が
痛風発作になりやすい傾向があるので、そこの関節が破壊されてしまうと、
歩行にも影響があります。
っていうか、かなり歩くのに支障が出ると思います。

 

さあ、そこで、転ばぬ先の杖というか、
「尿酸値を下げましょう」「生活習慣を改善しましょう」
となるのですが、実際に、もうすでに関節が壊れてしまった人は、
どうすればいいのか?

 

 

 

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軟骨治療とiPS細胞
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別に痛風の治療、というわけじゃないのですが、
加齢やスポーツでの酷使のため、軟骨が欠損している人のための、
「軟骨治療」というものがあるそうです。

 

これは・・他人の軟骨を持ってきたのでは拒絶反応が起こったりするので、
自分の軟骨。
欠損していない、自分の軟骨を・・なんと、欠損した部分に移植する、
という力技。

 

 

この方法ですが、いっけん、素晴らしい手法のように思えますが、
よく考えてみると「良い自分の軟骨を摂取する」ということは、
「良い自分の軟骨」が減ってしまう、ということ。

 

まあ、その
「良い自分の軟骨」は「壊れた自分の軟骨」へ穴埋めされるわけですから、
プラスマイナス0、と思うかもしれませんが、
人間の体は、そんなに簡単なものではないでしょう。

 

他に方法がないのなら、それで歩けない人が歩けるようになるなら、
それはそれで、(現段階では)最高の方法なんでしょうが・・・

 

 

 

 

 

そこで、iPS細胞の登場です。

 

iPS細胞なら、患者の良い軟骨を摘出したりしません。

 

iPS細胞をたんぱく質を含んだ培地で培養して、
なんと、軟骨細胞を作り出す!

 

そして。
患者の壊れた関節の軟骨に移植。

 

すると、iPS細胞による軟骨は体に定着して、見事に可動。
違和感なく体重を支えて、歩けるようになるのだそうです。

 

 

軟骨再生!
すごいじゃないですか!?
まさに究極の再生医療です!

 

 

さらに、すごいことは、これは夢物語なんかじゃなくて、
iPS細胞研究所から、製造方法の使用権を独占契約した会社があって、
その会社が「iPS細胞から作った軟骨」を製造・販売するのだ、とか。

 

 

膝の悪い人は、いったい世の中に、どれだけ
たくさんいることでしょう!
そして、どれだけの人が救われるのでしょう!

 

本当に素晴らしいですよね。

 

 

ついでに言うと、
痛風で関節が壊れてしまった人にも、iPS細胞の軟骨で
再生してもらいたいですね。

 

 

その前に「尿酸値下げろよ」とか言われそうですが。