ドラッグストアなどに行くと、クエン酸の配合されている
サプリメントを見かけることも多いはずです。

クエン酸はレモンや梅干のような酸味のある食べ物に含まれている成分です。
このクエン酸は、私たちにさまざまな健康効果をもたらすことで知られています。
効果を見ていくと、多方面にわたってさまざまな作用のあることがわかります。

 

まずは食欲増進効果です。最近どうも食欲がわかないという人はいませんか?

 

食べようと思えなくなっているのは、胃腸の働きが鈍っているからかもしれません。
そのような人がクエン酸サプリを摂取すると、
酸っぱさによる刺激で胃液の分泌が促進され、胃の活動も活発になります。
その結果 食欲が増進し、食べ物を食べたいという欲求が高まります。

 

また、よく眠ったつもりでも前日の疲れを引きずってしまう、
体が何となくダルいという人はいませんか?

 

このような慢性的な疲労を抱えている人も、クエン酸サプリを摂取すべきです。
クエン酸回路という言葉を、生物の時間に習ったことはありませんか?
クエン酸回路とは、体内に取り入れた栄養素をエネルギーに変換するために
欠かせない過程です。

 

このクエン酸回路は、クエン酸をしっかり摂取しないと機能しません。
疲労がたまっている人は、このクエン酸回路が
きちんと機能していない可能性が高いです。

 

そこでサプリを摂取することで、体内のエネルギー産生がより効率的になるので、
疲労の軽減や早期の疲労回復効果が期待できるわけです。
ちなみに糖質クエン酸という成分を併用することで、
体内のグリコーゲン補充効率も上がり、より多くのエネルギーを
生み出せるようになります。

 

その他にもクエン酸には、尿のペーハーを下げる効能があります。
このため、尿が酸性であればアルカリ化してくれます。

 

尿酸という老廃物があるのですが、尿酸を尿に溶かして排出するときに、
これが酸性だとなかなか溶けてくれません。

 

ところが弱酸性からアルカリ性になると、より多くの尿酸が溶けだしてくれ、
効率的に尿酸の排出ができます。

 

そして尿酸が血中に多く含まれる高尿酸血症になると、
痛風発作が起こりやすくなります。

 

しかし クエン酸を摂取する習慣をつけ、尿酸値を低くできれば
痛風を発症するリスクを低くできるわけです。

 

ちなみに痛風の薬の中には、クエン酸塩を実際に使ったものもあるほどです。
尿がアルカリ化するほかにも、尿内のカルシウムと結合する働きもあります。
尿内のカルシウムが固形化してしまうと、いわゆる
尿路結石を引き起こしてしまいます。

 

クエン酸にはカルシウムと結合して、結石になるのを防ぐ効果もあります。
尿路結石の予防としても、クエン酸サプリを摂取した方がいいわけです。

 

そして クエン酸サプリを摂取するときには、
ほかの栄養分の配合されたサプリと併用するといいです。

 

特におすすめなのが、ビタミンB群とミネラルです。
まずビタミンB群は、相乗効果を発揮するといわれているからです。
お互いがお互いの能力を引き出し合うことで、エネルギーの産生を
効率的に進められるようになります。

 

また、ミネラルとクエン酸の関係については、クエン酸には
金属イオンと結合する性質があるのに着目してください。
この作用のことをキレート作用といいます。
キレート作用を効果的に引き出せれば、
カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルをクエン酸が包み込むような形になります。

 

このため、これらのミネラルが酸化するのを妨げることができ、
ミネラルの体内吸収率をアップすることもできるわけです。

 

ミネラルは体に必要な栄養分である半面、
食事で十分に摂取できない成分といわれています。
そこで、ミネラルとクエン酸のセットでミネラルの吸収効率を高めることには、
大変意味があります。